ゆず花diary

出掛けた先での風景、チェロのことなど。好きなことを自由気ままに綴ります。

人の感情、自分で考え情報を選び取ること

昨今のコロナに関する情報の伝え方などについての私の個人的な考えをまとめたかったため書くことにしました。

 

先日、仕事の昼休憩時にテレビがついており、ワイドショーが流れていました。

コロナがさも恐ろしい病のように伝えられている様子は数ヶ月前に見た光景と変わらず、出演者は皆一様に不安な表情で口々に今の社会の現状の厳しさ、コロナに対する恐ろしさなどについて論じていました。

 

人の感情というものは良いものも悪いものも相手に伝播します。

それは画面を通していても同じことだと私は思います。

 

言葉、表情、しぐさなどからも私たちは自然と相手の感情を読み取り、自分の中で整理、判断し、自身の思考や行動へ移し替えているのではと思います。

 

それは人間として自然に身についた能力、成長していく中で備わった生きる術なのではないかと思いますが、受けとった情報を自分の中でどのように解釈し、その後の生活に生かしていくかは重要なポイントだと思います。

 

よい感情は相手を明るく楽しい気持ちにさせてくれますが、反対によくない感情はというと、相手を不安にさせたり、恐怖や絶望感を与え、人のこころを暗く重いものに変えてしまいます。

 

時にはうつや不安症などの様々な精神的な疾患を発症させる原因ともなりうるのではと思います。

 

それほど、相手の感情というものはよくも悪くも対した相手に影響を与えるものだと感じています。

 

テレビでは連日コロナに関して恐怖を煽る報道を繰り返しており、毎日感染者数が大々的に伝えられています。

私たちはそれを聞いて、これ以上どのように行動していけばよいのでしょうか。

私たちは今必要な感染予防はしっかり行っているのだから、過剰に心配することなく日常生活を送ればよいのではと思っています。

そして、不安に直結するような情報を取り入れすぎない、ということは自分のこころを守るためにも大切なことだと思います。

 

 

今社会は、コロナ感染拡大を押さえるため様々な自粛対策を行っています。

もちろん、ある程度の対策は必要であると思います。

 

私は個人的には「外出時のマスク着用、手洗いうがい、アルコール消毒をして、3密を避けるなどの最低限の行動をしていれば、必要以上に恐れることはない」のではないかと考えています。

 

私たちは自分の意思や考えを持ち、これまで生きてきました。

世の中にあふれる情報の中で何が自分に必要なのか、大切なのか自由に選び取ることもできます。

これからも多くの情報が私たちの周りにあふれると思いますが、情報に踊らされることなく、今の自分の生活やこころの状態に合わせて適切に選び取っていくことが大切だと感じると同時に、情報の取り入れ方についても改めて考えさせられるきっかけとなりました。